アイス・ソフトクリームにも旬がある!?
■アイス・ソフトクリームの素はどうやって作られるのか
アイス・ソフトクリームの主な原料(ベース)は牛乳と乳製品(生クリームやバターなどの乳脂肪分と無脂乳固形分)です。そこに、グラニュー糖、水飴、脱脂粉乳、加糖卵黄、塩、バニラエッセンスなどを加えることで「アイスクリームミックス」とアイス・ソフトクリームの素になります。
■アイス・ソフトクリームの旬は◯月だった
つまり、アイス・ソフトクリームが一番おいしいと感じるためには、牛乳の中に含まれる「乳脂肪分」と「無脂乳固形分」との関係が大きく関係しています。
「牛乳」の旬がわかれば、アイス・ソフトクリームが一番おいしい旬がわかります。株式会社明治が「知っ得!」品質マメ知識牛乳編で興味深いデータを提供している。
上記のデータを確認すると、二月に乳脂肪分と無脂乳固形分のピークをむかえています。
結論、二月が冬アイス、冬ソフトの旬ということがわかります。
■牧場へ取材
実際に、大山牧場(香川県)の中村さんへ電話で問い合わせたところ...
「そうですね。確かに二月はおいしいかもしれませんね。うちのソフトクリームは、牛乳とグラニュー糖と寒天でソフトクリームの素を作ってますよ!」
たしかに、うしおじさんのソフトクリームはおいしかったのを記憶しています。
牧場系のソフトクリームを二月に食べ歩くことをお勧めします。
■も〜ぅし、うしおじさんのソフトクリームを食べたくなってしまったらどうすればいいのか?
東京都内(三宿)にある「CRAFT CHOCOLATE WORKS」で食べられるんです。
全国の牧場系ソフトクリームを網羅している私は、こちらのお店ではじめてソフトクリームを口にした時、懐かしい感じがしました。
店長さんに「大山牧場のうしおじさんのソフトクリームと同じぐらいうまいですね」と伝えると...そうなんです。大山牧場からソフトクリームの素を入れているんですよと教えてくれました。
みなさんも食べに行ってみてください。
TEXT:ソフトクリーム博士・ソフトアイス研究家
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